一般社団法人 明石運動器リハビリテーション研究会のBlogです。
研究会(http://aora.kenkyuukai.jp)が開催する定例勉強会の案内や活動の様子などをお届けします。

■定例勉強会・オープンセミナーの予定はこちら

2014年11月12日水曜日

第10回定例勉強会[膝関節(特にACL)損傷のリハビリテーション]のお知らせ

 第10回定例勉強会(2015年1月17日開催)のご案内

日時 : 2015年1月17日(土)14:00-18:00(予定)
場所 : 大久保病院 リハビリテーション室 [地図リンク
第10回定例勉強会のご案内
(画像をクリックすると大きくなります)
テーマ:「膝関節(特にACL)損傷のリハビリテーション」
講師 : 浦辺 幸夫 先生(広島大学 教授)
浦辺先生はスポーツ外傷・障害の治療やリハビリテーション分野の第一人者として多くの活動や研究を行われています。最近は,スポーツ外傷・障害のリスクを回避する「予防」に関する研究に精力的に取り組まれています。勉強会では膝関節前十字靱帯(ACL)損傷予防,スポーツ復帰に向けての考え方,ACLの術後評価や治療方法などについて,実技を交えお話しいただく予定です。

定員 : 50名(先着順)
参加費 : 3,000円(領収書は発行致します。)

[お申込み方法]
・お申し込みフォーム(こちらのページ)からお申し込みください。

受付開始:2014年11月17日(月)
締め切り:2015年1月15日(木)
定員に達した時点で締め切らせていただきますので,何卒お願い致します。

[理学療法士の方へ](12月25日 追記)
・日本理学療法士協会 専門・認定理学療法士制度におけるポイント認定研修会の認可が下りました(スポーツ領域 5ポイント)。ご希望される理学療法士の方で,まだ協会会員番号の送信をされていない場合は,メール(okubo.reha@gmail.com)にてご連絡をお願い申し上げます。
※詳細案内はこちら(PDFファイル)をご覧ください。

お問い合わせ・登録後の変更について
メール(okubo.reha@gmail.com)で本研究会事務局 宮本(みやもと)・堀江(ほりえ)までお願い致します。

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2014年9月17日水曜日

呼吸リハビリテーションセミナー[実技編]開催報告

テーマ:呼吸理学療法基本手技

講師:石川 朗 先生 (神戸大学大学院保健学研究科 地域保健学領域)

日時:2014年9月17日(水) 18:00-19:30
会場:大久保病院

参加者数:33名

8月の講義編に続いて,実技編を開催しました。

90分という短い講義時間の中でも,石川先生のわかりやすい講義と実技指導のおかげで,呼吸理学療法の基本手技「Squeezing(スクイージング)」について深く学べました。

前回の講義の際も体験しましたが,先生の系統だった講義は順序がしっかりとしており,例えるなら『勉強の予習をしていなくとも,授業が始まれば,終わった時に深く学べている』そういう印象を受けました。開始時間が遅くとも,疲労感のない効率よい勉強ができました!
石川先生の実技指導の様子
多くの参加者に対して石川先生が呼気介助法を実践していただき,参加者は自身の身体で体感することができました。その後,パートナー同士で練習することで,より具体的な改善点を指摘しあうことができまた。
参加者に対して呼気介助法を行っていただきました
石川先生の呼気介助を受けた感想と致しましては,「体表から触っている/操作しているにも関わらず,肺実質の形状が変化する」といったイメージでした。それにより呼気は軽く誘発され,非常に心地よいものでした。
看護師,PT,OT,STと幅広い職種の参加者と共に学べた良い時間でした
これからも,明石運動器リハビリテーション研究会は,勉強会等を通じて皆様と交流していくことを楽しみにしております!ご要望やご意見をお寄せください。今後の定例勉強会とオープンセミナーの予定につきましては,こちらのページをご覧ください。

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2014年8月20日水曜日

呼吸リハビリテーションセミナー[講義編]開催報告

テーマ:呼吸リハビリテーション・呼吸理学療法総論

講師:石川 朗 先生 (神戸大学大学院保健学研究科 地域保健学領域)

日時:2014年8月20日(水) 18:00-19:45
会場:大久保病院

参加者数:35名

明石運動器リハ研究会で,呼吸リハビリテーションセミナーを行いました。

前々回のフィジカルアセスメントに続く企画として,包括的な全身状態を把握できるような学習機会を設けたく,今回は呼吸をテーマに神戸大学の石川朗先生をお招き致しました。

本セミナーは講義編(8月20日)と実技編(9月17日)との2部構成とし,1日目は『呼吸リハビリテーション・呼吸理学療法の総論』と題した講義をして頂きました。
石川先生の講義の様子
参加者も理学療法士にとどまらず,多様な職種の方が参加されました。石川先生には呼吸器領域における代表的疾患である慢性閉塞性肺疾患や誤嚥性肺炎を中心に,疫学的な動向や機序からご説明頂きました。

先生の講義は柔和な口調の中にも抑揚が付けられおり,ポイントを押さえやすく,とても分かりやすいものでした。

その中には,改めて疫学調査から紐解かれる病態理解を行う目からウロコな情報もあり,解剖学や生理学だけではない病態の背景を探る重要性を再認識させられました。
質疑応答
講義内容は,呼吸リハビリテーションの作用機序から体位排痰の重要性や理学療法基本手技へと展開され,特に予防としての視点と体位変換への地道な取り組みの大切さを知るとともに,今後私たちも率先して行っていきたいという気にさせられるものでした。

臨床上における悩みや質問も多く挙がり,2日目の実技編が待ち遠しくなりました。
参加者の皆さま,お疲れさまでした。次は9月17日の[実技編]です。
集合写真
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2014年8月3日日曜日

第2回技術講習会[歩行を支える体幹機能と足部機能]開催報告

テーマ:「歩行を支える体幹機能と足部機能
~ロコモーターとしての体幹・バランサーとしての足部~」

講師:上島 正光 先生 (ハーベスト医療福祉専門学校, 医療系研究会 One plus+ 代表)
アシスタント講師:小谷 浩之 先生(ハーベスト医療福祉専門学校)

日時:2014年8月3日(日) 10:00-17:10
会場:大久保北コミュニティ・センター(大久保北中学校内)

参加者数:40名

明石運動器リハ研究会での2回目の技術講習会が行われました。

今回は歩行をテーマに,体幹機能と足部機能の見方に焦点を当てて,講師として上島正光先生をお招きしました。
上島先生は学校教育に携わられる一方で,医療系セミナーの企画運営から予防医学や身体発育についての啓蒙活動に至るまで多岐に渡りご活躍されている先生です。

上島先生の講義の様子
講義では,歩行に関してこれまでの既存の概念に捉われず,現場を通して培われた感性から独自の発想を生み出しておられ,また,それらを裏付けるデータをお示し頂きました。中には,未だ研究段階である最新の知見も組み込まれ,今後の研究の動向が楽しみにもなりました。

姿勢及び歩行の観察と分析,またそこから体幹と足部機能に着目した治療戦略の立て方などについて明確に教えて頂きました。職域の場を幅広く展開されている先生らしく,医療現場のみならず保健予防分野や工学分野など様々な分野を取り入れて,身体の構築をどのように捉えるのかという事の有意性を感じました。
お互いの片脚立位を評価
また,実技としてアシスタント講師の小谷浩之先生にもご教授頂きながら,参加者同士による姿勢・歩行の分析と介入方法を思案しました。
ボディワークや足部パッドを用いることで即時的に変わっていく反応を目の当たりにし,介入の面白さを知りました。
また,推論立てた事が一筋縄では成立しない結果に,この分野の奥深さを感じました。
足部を操作するためにパッドを用いている場面
先生のご講義を通して改めて実感出来た事として,『理論先行ではなく目の前の示す結果を事実として受け入れて考察していく事』の重要性でした。
これは今回の実技でも苦慮した点であり,普段私たちはどうしても医学的知識を基に結果を導き出す事が多いのですが,それはともすれば,自分たちの推論に患者様の状態を当てはめてしまうという逆の事象に陥り易くもあります。
要らぬ先入観を取り払い,今ある患者様の状態を素直に受け入れ考えていく臨床姿勢の大切さに立ち返る良い機会ともなりました。
小谷先生,ご指導ありがとうございました
恒例となりました集合写真です。
足の裏にもご注目ください。(笑)
参加者の皆様,長時間の講義お疲れ様でした。明日からの治療に活かしていきましょう!
集合写真
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2014年7月16日水曜日

第5回オープンセミナー[フィジカルアセスメント]開催報告

テーマ:フィジカルアセスメント ~疾患別フィジカルアセスメントのポイント~
講師: 長田 敏子 先生 (たまつ訪問看護ステーション)

日時:2014年7月16日(水) 18:00-19:30
会場:大久保病院 研修室


明石運動器リハ研究会での5回目のオープンセミナーが行われました。

これまでの定例勉強会と合わせても,研究会では運動器疾患をクローズアップした講習会を行うことが多かったように思います。これは,研究会名にもあるように,私たち運営母体でもある大久保病院リハビリテーション科では運動器疾患にも特化した診療体系を築いている事にも起因しております。しかしながら,中には呼吸・循環器や内部障害を合併した患者様も多く,また診療科としても多岐に渡ったものになってきました。

そこで改めて『人を診る』という観点において,内部障害も含めた包括的な全身状態を読み取れるように,今回はフィジカルアセスメントというテーマで長田先生をお招き致しました。長田先生は,とかく医科学的データの少ない在宅という環境下で,バイタルサインから身体状況を把握しながら訪問事業に携わっておられる看護師です。
長田先生の講義の様子
講義では,血圧や脈拍といった数値も然ることながら,問診や視診などから得られる観察力や推察力の重要性を教えて頂きました。理知的なデータをお示し頂く一方,観察ポイントや推論の立て方などを経験則にも基づき,お話し頂きました。また,聴診・打診の実技も交え,内容の濃いものとなりました。
聴診の方法を教えていただきました
フィジカルアセスメントというと,私たちは苦手意識を持ったりついつい軽視してしまう傾向にもあるように思います。ですが,参加者もリハビリテーション分野に限らず,看護師など幅広い職種からご参加頂くなど,改めてその意義深さを熟考させられました。

これからも,大久保病院リハビリテーション科として,明石運動器リハビリテーション研究会としての特性を活かしつつ,全人的な視点を持って,日々研鑽を積めるよう研究会を展開していきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
長田先生と参加者の集合写真


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2014年6月30日月曜日

呼吸リハビリテーションセミナーのお知らせ

 呼吸リハビリテーションセミナー(2014年8月20日・9月17日開催)のご案内

【第1回:講義】
日時 : 2014年8月20日(水) 18:00-19:30(予定)
場所 : 大久保病院 リハビリテーション室 [地図リンク
    *お車でお越しの方は,受付時に係の者に駐車券をお渡しください。
内容:「呼吸リハビリテーション・呼吸理学療法総論」

【第2回:実習】
日時:2014年9月17日(水)18:00-19:30(予定)
    *9月10日(水)から変更となりました。
場所 : 大久保病院 リハビリテーション室 [地図リンク
内容:「呼吸理学療法基本手技」

講師 : 石川 朗 先生(神戸大学大学院保健学研究科 教授・理学療法士)

定員 : 30名(先着順)
参加費 :2,000円(計2回の合計参加費です。)
・領収書は発行致します。
・お釣りのないようご用意お願いします。
呼吸リハビリテーションセミナーのご案内
(クリックで拡大します)

[お申込み方法]
・お申し込みフォーム(こちらのページ)からお申し込みください。
・講義編・実習編の計2回参加可能な方を受付致します。

受付開始:2014年7月1日(火)
締め切り:2014年8月18日(月)
→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。
(2014年7月31日追記)

[理学療法士の方へ]
・日本理学療法士協会 専門・認定理学療法士制度におけるポイント認定研修会の認可が下りました(呼吸 5ポイント)。申請には2回とも出席されることが条件となります。ご希望される理学療法士の方で,まだ協会会員番号の送信をされていない場合は,メール(okubo.reha@gmail.com)にてご連絡をお願い申し上げます。
(2014年8月18日追記)

お問い合わせ・登録後の変更について
メール(okubo.reha@gmail.com)で本研究会事務局 宮本(みやもと)・堀江(ほりえ)までお願い致します。

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2014年6月14日土曜日

第5回オープンセミナー[疾患別フィジカルアセスメントのポイント]のお知らせ

第5回オープンセミナーの開催が決定しました。
ご興味ある方は,職種を問わず是非ご参加ください。
学生の参加も歓迎します。
第5回オープンセミナーのご案内
(クリックで拡大します)
第5回オープンセミナー
日時:2014年7月16日(水) 18:00-19:30(予定) 受付 17:45開始
場所:大久保病院 リハビリテーション室  (明石市大久保町大窪2095-1)

テーマ:「疾患別フィジカルアセスメントのポイント」
講師:長田 敏子 先生(たまつ訪問看護ステーション 看護師)

参加費:500円
定員:20名(先着順)
お申込み方法:
お申し込みフォーム(こちらのページ)からお申し込みください。

受付開始 : 2014年6月16日(月)
締め切り : 2014年7月13日(日)
*定員に達した時点で締め切らせていただきます。
→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。
(7月12日 21:00)

第5回オープンセミナーに続き,呼吸リハビリテーションセミナーの開催も決定しました。

呼吸リハビリテーションセミナー
[第1回]
日時:2014年8月20日(水) 18:00-19:30(予定)
場所:大久保病院リハビリテーション室
内容:「呼吸リハビリテーション・呼吸理学療法総論」に関する講義

[第2回]
日時:2014年9月10日(水) 18:00-19:30(予定)
場所:大久保病院リハビリテーション室
内容:「呼吸理学療法基本手技」に関する実習

講師:石川 朗 先生(神戸大学 大学院保健学研究科地域保健学領域教授,医学部教授)

参加費:2000円(計2回の合計参加費です)
定員:30名 (先着順,原則2回とも参加出来る方のみ受付致します

受付開始:2014年7月1日(火)
締め切り:2014年8月17日(日)

今後の定例勉強会とオープンセミナーの予定につきましては,こちらのページをご覧ください。

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2014年5月18日日曜日

第9回定例勉強会[肩関節疾患の診かた4 -拘縮肩を中心に- 第2部]開催報告

内容:肩関節疾患の診かた4 -拘縮肩を中心に- 第2部
講師:西川 仁史 先生 (甲南女子大学 看護リハビリテーション学部)

日時:2014年5月18日(日) 9:30-14:15
場所:大久保病院 リハビリテーション室

参加者数:50名

西川先生に「肩関節疾患の診かた4 -拘縮肩を中心に- 第2部」と題して講義を行っていただきました。第6回定例勉強会[報告記事]の続編となります。

まずは肩関節の機能解剖について,前回の勉強会の内容の復習から始まりました。
西川仁史先生の講義の様子
今回も西川先生に骨モデルを持ってきていただきました。参加者は,講義を聞きながら,肩関節運動を再現することができ,運動のイメージを明確にすることができました。
骨モデルを用いて肩の運動を再現
今回の勉強会では,腱板機能評価の目的や方法について,実技を交えて丁寧に説明していただきました。先生の分かりやすい説明のおかげで,棘上筋テスト(empty can test,full can test)はしっかりと頭に入りました。
肩甲骨始動角(True abduction)の測定
肩の筋力が発揮しにくい原因を探る上で,肩関節だけでなく肩甲胸郭,体幹,下肢筋力の影響をみることの大切さを示していただきました。
挙上位が保持できない!
どの部位を固定すると安定するかを確認
筋へのアプローチを行う前に筋の短縮があるかどうかを確認し,その原因を明らかにすることが大切であると言われました。

第2肩関節での痛みがある場合の治療方法として,プレスアウトストレッチングと解剖頚軸回旋運動を教えていただきました。実施するときの注意点についても説明がありました。
解剖頚軸回旋運動
勉強会を通じて,肩の解剖・評価・治療について理解を深めることができました。西川先生のご厚意により,2回の勉強会として十分な内容の講義を行っていただき,心から感謝申し上げます。また,参加者の皆様,ありがとうございました。
集合写真
勉強会で西川先生よりご紹介のあった第9回日本肩関節理学療法研究会のご案内です。今年は初めて神戸で開催されるそうです。ご興味がある方はご参加ください。

第9回日本肩関節理学療法研究会
日程:2014年7月19日(土)・20日(日)
場所:甲南女子大学(神戸)
テーマ:肩関節疾患の評価(仮)

これからも,明石運動器リハビリテーション研究会は,勉強会等を通じて皆様と交流していくことを楽しみにしております!どうぞよろしくお願い致します。是非,ご要望やご意見をお寄せください。

第2回技術講習会の開催日程・内容が決定しました。

第2回技術講習会 詳細はこちら
日時 : 2014年8月3日(日) 10:00-17:00(予定)
場所 : 大久保病院[地図リンク] 周辺施設で調整中
「歩行を支える体幹機能と足部機能」 ~ロコモーターとしての体幹・バランサーとしての足部~
講師:上島 正光 先生 (ハーベスト医療福祉専門学校)
定員 : 40名(先着順)

今後の定例勉強会とオープンセミナーの予定につきましては,こちらのページをご覧ください。

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2014年4月23日水曜日

第2回技術講習会[歩行を支える体幹機能と足部機能]のお知らせ

 第2回技術講習会(2014年8月3日開催)のご案内

日時 : 2014年8月3日(日) 10:00-17:00(予定)
会場:大久保北コミュニティ・センター(大久保北中学校内)
テーマ:「歩行を支える体幹機能と足部機能
     ~ロコモーターとしての体幹・バランサーとしての足部~
講師 : 上島正光先生 (ハーベスト医療福祉専門学校)
学術研究会 One plus+ の代表として医療系セミナーの企画運営を行うとともに,全国各地での講演活動をなされています。

第2回技術講習会のご案内
定員 : 40名(先着順)
参加費: 5,000円

 お申し込み方法
お申し込みフォームからお申し込みください。

受付開始:2014年6月3日(火)
締め切り:2014年7月30日(水)
定員に達した時点で締め切らせていただきますので,何卒お願い致します。
→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。
(6月17日 9:00)


 理学療法士の方へ
日本理学療法士協会 専門・認定理学療法士制度におけるポイント認定研修会の認可が下りました(運動器 5ポイント)。ご希望される理学療法士の方で,まだ協会会員番号の送信をされていない場合は,メール(okubo.reha@gmail.com)にてご連絡をお願い申し上げます。

 懇親会について
勉強会終了後に,講師の先生を囲んでの懇親会を企画しています。是非ご参加ください。懇親会の出欠の確認につきましては,勉強会のお申し込みフォームよりご回答くださいますようお願い申し上げます。

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2014年4月14日月曜日

第8回定例勉強会[肩関節疾患の診かた3 -投球障害を中心に-]開催報告

内容:肩関節疾患の診かた3 -投球障害を中心に-
講師:前田 健 先生 (BCSベースボールパフォーマンス 代表)

日時:2014年4月12日(土) 14:00-18:30
場所:大久保病院 リハビリテーション室

参加者数:60名

投球障害について,元阪神タイガーストレーナーで現在は野球に関するスタジオ(BCSベースボールパフォーマンス)の代表を務められている前田健先生にお越しいただき,講演と指導をしていただきました。
前田 健 先生の講義の様子
当院にも多くの投球障害を有する患者さんが来られます。様々な原因がある中,前田先生には「パフォーマンス」という視点から投球障害のお話をしていただきました。

『最良のパフォーマンスは最良の障害予防』

それは身体の機能を最大限使い,目的とした動作に対してもっとも効率良い動きをすることであり,身体に悪いわけがありません。この言葉は疑う余地が無いと思います。
前田先生による具体的な指導
難しいのは最良のパフォーマンスを再現する体の使い方です。これは前田先生が私達の前で何度も実践してくださいました。誰もが見てすぐにわかる「綺麗なスローイング動作」でした。
担当理学療法士による野球選手の紹介
講義に続き,投球障害を有する野球選手に対して前田先生が直接ご指導していただきました。
野球選手に対する動作改善指導
特に難しいのは,下半身の動かし方ではなく上半身の使い方でした。投球障害では,下肢からの運動連鎖が大切であり,その破綻が上肢に影響を及ぼすといった考え方をされます。しかし,前田先生は「スローイングは上半身で遂行されるもの」と上半身の重要性を説明されました。確かに,下肢からの影響となると,骨盤の位置や回転によって上肢に大きな影響がでることが容易に想像できます。上肢がうまく使えていないことに対して下肢が代償できるわけありません。影響を及ぼすことは考えられても,上肢機能を補填するほどのものではない。ですから,上半身の使い方をもう一度改めて見直す必要があるということを実感しました。
当院理学療法士に対する動作改善指導
参加者の方々の様子
2人目として当院の理学療法士を指導していただきましたが,上半身の使い方がとても難しく苦慮しました。しかし,投球障害に対する診かたを改めることができた貴重な時間でした!!動作を通じて身体の機能を高め,全てが改善していく実感がありました!
最後は,参加者全員で「エイミング」の格好で写真撮影ヽ(^o^)丿
遠く三重県からも来ていただいた参加者の方々もいらっしゃいました。ありがとうございます!これからも参加者の皆さまに有意義な勉強会を開催できるよう運営していきますので,要望等ございましたら,遠慮なくご意見ください!お疲れ様でした!!

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2014年3月21日金曜日

第9回定例勉強会[肩関節疾患の診かた4 -拘縮肩を中心に- 第2部]のお知らせ

 第9回定例勉強会(2014年5月18日開催)のご案内

日時 : 2014年5月18日(日) 09:30-14:00(予定)
場所 : 大久保病院 リハビリテーション室 [地図リンク

テーマ : 肩関節疾患の診かた4 -拘縮肩を中心に- 第2部
講師 : 西川 仁史 先生 (甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 准教授)

1月25日に開催した第6回定例勉強会[報告記事]では,西川先生より肩関節を構成する個々の要素の機能解剖について,丁寧に教えていただきました。プレスアウトストレッチと解剖頚軸回旋運動についてのご紹介もあり,非常に充実した内容でした。
第6回定例勉強会の様子
しかしながら,時間の都合や運営側の不手際により,用意いただいていた資料すべての講義を行うことができませんでした。西川先生ならびに参加者の皆様,誠に申し訳ございませんでした。

今回,西川先生のご厚意で,第6回定例勉強会の続きを第2部として開催することとなりました。前回受講者を優先/先行して受付させていただき,開催日1ヶ月前から通常通りの受付を致します。ご検討のほどよろしくお願い致します。

定員 : 50名(先着順)
参加費 : 3,000円

[お申し込み受付に関するスケジュール]
先行受付開始日 2014年3月19日(水)
一般受付開始日 2014年4月18日(金)
受付締め切り日 2014年5月15日(木)
*先行受付の対象は,第6回定例勉強会の参加者となります。
第6回定例勉強会お申し込み時のメールアドレスにご案内を送付しておりますが,届いていない場合はお知らせください。
*定員に達した時点で締め切らせていただきますので,ご了承願います。

[お申込み方法]
お申し込みフォーム(こちらのページ)からお申し込みください。
→お申し込み受付は終了しました。(2014年5月15日)

[勉強会の撮影・録音について]
第9回定例勉強会は,勉強会中の撮影・録音は出来ません。

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2014年3月15日土曜日

第7回定例勉強会[肩関節疾患の診かた2 -腱板断裂を中心に-]開催報告

内容:肩関節疾患の診かた2 -腱板断裂を中心に-
講師:立原 久義 先生(大久保病院),鈴木 智 先生(船橋整形外科病院)

日時:2014年3月15日(土) 14:00-18:30
場所:大久保病院 1階会議室,リハビリテーション室

参加者数:60

第7回定例勉強会「肩関節疾患の診かた2 -腱板断裂を中心に-」を開催しました。

大久保病院の立原久義先生の講義では,腱板周囲の解剖,鏡視下腱板断裂修復術(ARCR)の手技,後療法等について話していただきました。

腱板周囲の解剖については,棘上筋と棘下筋の付着部に関する新旧のコンセプトについて説明されました。筋の付着部が新たに解明されたことにより,筋の作用や手術の方法も変化したとのことでした。肩甲下筋の重要性,上腕二頭筋長頭腱の安定化機構,烏口上腕靭帯の組織構造や役割についても詳細に説明されました。

腱板断裂については,原因,症候性・無症候性の腱板断裂の違い,評価の方法,手術の方法,再断裂のリスクについて,動画をまじえて分かりやすく示していただきました。後療法については,多くの研究データに基づき,術後の至適肢位,断裂の大きさと術後成績,早期の他動運動で目指すもの等について示されました。

講義の最後に,参加者に対して「まだまだ不確かなこと,分かっていないことは多くある。当たり前と思わないで常に考えながら診るように。」という熱いメッセージを伝えられました。
立原久義先生の講義
船橋整形外科病院の鈴木智先生の講義では,腱板断裂の症例に対する評価と治療について話していただきました。

腱板断裂の保存症例における理学療法については,腱板断裂の発生要因,先行研究によって示された理学療法の効果,豊富な臨床経験から構築された理学療法のフローチャート,問題点の重要度等について説明されました。さらに,評価(画像のみかた,視診・問診・触診・運動機能検査等)の重要性を示されました。

鈴木先生の講義は,立原先生に話していただいた内容とリンクするところが大いにあり,リハビリテーションに関わるセラピストが評価・治療能力を高め,医師と共通認識をもって治療にあたることの大切さを再認識させられました。
鈴木智先生の講義
続いて症例検討会を行いました。大久保病院の久須美理学療法士が鏡視下腱板断裂修復術後の症例を提示し,評価や今後の治療方針について意見を求めました。
症例検討 (発表者:大久保病院 久須美理学療法士)
これに対し,講師の立原先生と鈴木先生から評価と治療のポイントを指導していただきました。参加者からの活発な質問や意見もあり,活発な討議がなされました。
立原先生と鈴木先生からアドバイスをいただきました
講義予定時間を超過しましたが,参加者のリクエストにこたえていただき,鈴木先生に実際の評価や治療の方法を教えていただきました。

勉強会恒例となりました集合写真です。参加者の皆様,長時間の講義お疲れ様でした。明日からの治療に活かしていきましょう!
集合写真
これからも,明石運動器リハビリテーション研究会は,勉強会等を通じて皆様との交流していくことを楽しみにしております!ご要望やご意見をお寄せください。今後の定例勉強会とオープンセミナーの予定につきましては,こちらのページをご覧ください。

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2014年2月5日水曜日

第4回オープンセミナー[リハビリテーション分野におけるホグレルの活用方法]開催報告

テーマ:リハビリテーション分野におけるホグレルの活用方法
講師: 相原 雅也 先生 (是吉興業株式会社)

日時:2014年2月5日(水) 18:00-20:00
会場:大久保病院 リハビリテーション室


リハビリテーション分野において,様々な新しいトレーニング方法が開発されています。今回はそれらの中から,柔軟性を向上させ,機能や動作の改善を行う新しいトレーニング方法である「ホグレル」を取り上げた勉強会を開催しました。

大久保病院リハビリテーション科では,ホグレルを上肢用・下肢用の2台導入しており,肩関節疾患やスポーツ障害の患者様に使用しております。

講師の相原雅也先生
初めに,ホグレルの活用法について,効果が出る具体的な使用法を相原先生より指導いただきました。

上肢のトレーニングの様子

従来のトレーニング機器と異なり,筋力を必要とせず,スポーツ選手から高齢者まで活用できます。日本人が生活洋式の中であまり使うことのない筋肉を効果的に刺激することで大きな柔軟性の改善が得られます。

トレーニング後
参加者を対象としたデモにおいても,ごく軽い負荷量で肩甲骨周囲の柔軟性が向上しました。

下肢のトレーニング
同じく,股関節および骨盤から体幹周囲の柔軟性も改善がみられました。

下肢のトレーニング
実際のスポーツ動作をイメージしながら行うと,より効果的にパフォーマンス向上や障害予防につながる印象を受けました。


相原先生より投球動作の指導をいただきました

相原先生は,決して大きな身体でなくても身体を上手に使うことで,球速およびコントロールが改善することを実際に指導いただきました。相原先生ご自身も高校3年時の120km/hから現役時代は最高145km/hまで記録されたそうです!

下の動画はホグレルによるトレーニングと投球指導後の投球動作の様子です。
(パソコンから視聴可能です。)



下半身の使い方はまだまだですが,上半身はホグレルによる柔軟性改善により肘下がりが解消し,綺麗なオーバースローができるようになりました。

相原先生と一部の参加者の方々との記念撮影
ホグレルBlogにオープンセミナーの記事を掲載いただきました。(2014年2月13日追記)
オープンセミナー[リハビリテーション分野におけるホグレルの活用方法について]in大久保病院

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2014年1月27日月曜日

第6回定例勉強会[肩関節疾患の診かた1 -拘縮肩を中心に-]開催報告

内容:肩関節疾患の診かた1 -拘縮肩を中心に-
講師:西川 仁史 先生 (甲南女子大学 看護リハビリテーション学部)

日時:2014年1月25日(土) 14:00-19:00
場所:大久保病院 1階会議室,リハビリテーション室

参加者数:54名

今回は甲南女子大学の西川先生をお招きし,「肩関節疾患の診かた -拘縮肩を中心に-」と題して講義を行っていただきました。肩関節を構成する個々の要素の機能解剖について,先生ご自身の豊富な臨床経験を基に最新の知見も交え,詳細かつ明確に教えていただきました。肩の機能解剖は,評価と治療を行う上で非常に重要であると感じさせられました。
西川先生の講義の様子
講義中には,実際に骨モデルを用いて肩関節運動を再現し,確認することで,運動のイメージが明確になりました。
(この骨モデルは,西川先生が参加者のためにスーツケースいっぱいに詰め込んで持ってきてくださったものです。ありがとうございました!!)

肩甲骨と上腕骨の骨モデルを
まずは確認します
骨モデルでZero Positionを再現
西川先生のチェックを受けています


定例勉強会では初めての試みとして症例検討を行いました。当院の平田理学療法士が症例を提示し,それに対して西川先生から評価と治療のポイントを指導いただきました。参加者からの活発な質問や意見もあり,熱い議論が交わされました。
症例検討 (発表者:大久保病院 平田理学療法士)
最後に,西川先生からプレスアウトストレッチと解剖頚軸回旋運動を教えていただきました。解剖頚軸回旋運動は,第2肩関節でインピンジメントが起こらないよう骨アライメントを整えて動かす方法で,全ての関節包に対する評価と治療となります。

実際に西川先生の治療を体験した方の感想です。「大きく動かされている感じはなかったのですが,治療後に回旋の可動域が大幅に改善しており,拘縮肩の痛みの強い症例でも使えると思いました。明日から臨床で使っていきます。
解剖頚軸回旋運動
西川先生には非常に丁寧な講義をしていただき,ありがとうございました。勉強会を通して,肩の機能解剖の重要性とどのような評価やアプローチを実践されているのかを学ぶことができました。今後の臨床に役立つように活かしていきます。また,参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。 

集合写真
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第7回・第8回定例勉強会の開催日程・内容が決定しました。

第7回定例勉強会 詳細はこちら
2014年3月15日(土)  14:00-18:00(予定)
「肩関節疾患の診かた2 -腱板断裂を中心に-」
講師:立原久義先生(大久保病院 整形外科 医師)
    鈴木智先生 (船橋整形外科病院 理学療法士)

第8回定例勉強会  詳細はこちら
2014年4月12日(土) 14:00-18:00(予定)
「肩関節疾患の診かた3 -投球障害を中心に-」
講師:前田健先生(BCSベースボールパフォーマンス代表) 

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