一般社団法人 明石運動器リハビリテーション研究会のBlogです。
研究会(http://aora.kenkyuukai.jp)が開催する定例勉強会の案内や活動の様子などをお届けします。

■定例勉強会・オープンセミナーの予定はこちら

2013年12月22日日曜日

第6回定例勉強会[肩関節疾患の診かた1 -拘縮肩を中心に-]のお知らせ

 第6回定例勉強会(2014年1月25日開催)のご案内
第6回定例勉強会のご案内(クリックで拡大します)
日時 : 2014年1月25日(土) 14:00-18:00(予定)
場所 : 大久保病院 西館1階会議室,リハビリテーション室 [地図リンク

テーマ : 肩関節疾患の診かた1 -拘縮肩を中心に-
講師 : 西川 仁史 先生 (甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 准教授)

講義(3時間予定)
・肩関節の機能解剖・運動学 -最新の知見も含んで-
・肩関節の運動機能障害をどうとらえるか
・拘縮へのアプローチについて
症例検討(1時間)
・西川先生を交えて,拘縮肩症例の検討会

[勉強会の撮影・録音について](1月18日 追記)
第6回定例勉強会は,講師の意向により,勉強会中の撮影・録音が全面禁止となります。ご了承下さい。

定員 : 50名(先着順)
参加費 : 3,000円

[お申込み方法]
・お申し込みフォーム(こちらのページ)からお申し込みください。

[理学療法士の方へ](1月18日 追記)
・日本理学療法士協会 専門・認定理学療法士制度におけるポイント認定研修会の認可が下りました(運動器5ポイント)。ご希望される理学療法士の方で,まだ協会会員番号の送信をされていない場合は,メール(okubo.reha@gmail.com)にてご連絡をお願い申し上げます。

受付開始 : 2013年12月25日(水)
締め切り : 2014年1月22日(水)
定員に達した時点で締め切らせていただきますので,何卒お願い致します。

→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。
(1月8日)

※詳細案内はこちら(PDFファイル)をご覧ください。

懇親会のお知らせ
勉強会終了後に,明石駅周辺の店で講師の西川先生を囲んでの懇親会を企画しています。是非ご参加ください。懇親会の出欠の確認につきましては,勉強会申し込みフォームよりご回答くださいますようお願い申し上げます。会費は勉強会の受付にて徴収いたします。

お問い合わせ・登録後の変更について
メール(okubo.reha@gmail.com)で本研究会事務局 宮本(みやもと)・堀江(ほりえ)までお願い致します。

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2013年12月9日月曜日

第5回定例勉強会[変形性股関節症(OA)と大腿臼蓋インピンジメント(FAI)に対する評価と治療]開催報告

内容:変形性股関節症(OA)と大腿臼蓋インピンジメント(FAI)に対する評価と治療
日時:2013年12月7日(土) 14:00-18:00
場所:大久保病院 1階会議室,リハビリテーション室

講師:
  山本 昌樹 先生 (トライデントスポーツ医療看護専門学校)
  小野 志操 先生 (京都下鴨病院)
実技アシスタント講師:
  辻 修嗣 先生 (生田病院)

参加者数:58

今回は過去最多の参加者数となり,賑わいのある勉強会となりました。
58名の皆さまに参加して頂きました
山本先生から,変形性股関節症の治療法についての講義と実技指導を受けました。股関節疾患に対しては,骨盤側からの大腿骨へのかぶりを良くする運動も大切と教わりました。腰痛や姿勢改善にも重要な運動であると感じました。
山本先生による実技指導
腸腰筋を使った骨盤前傾エクササイズ
大腿臼蓋インピンジメント(FAI)は比較的新しい概念であり,股関節でのひっかかり感を呈する状態です。原因は,股関節唇損傷の他に前方軟部組織の硬さなどで,運動療法が効果的でした。実際に被検者となったインピンジメントサインが陽性の当院スタッフは,小野先生の実技によりインピンジメントが改善しました!
小野先生のBlogに定例勉強会の記事を掲載いただきました。
こちら (明石運動器リハビリテーション研究会で講演しました)
大腿臼蓋インピンジメント(FAI)に対して
小野先生に丁寧に実技指導を頂きました
アシスタント講師の辻先生にも丁寧にご指導頂きました!
辻先生のご指導の様子
講師の先生ごとに,画一的な教え方ではなく,参加者それぞれに合ったやり方を指導頂きました。ありがとうございました(^_^)

これからも,明石運動器リハビリテーション研究会は,勉強会を通じて参加者の皆さまとの交流を楽しみにしております!!!また,「こんな勉強をしたい」「こんなことをしていきたい」などのご要望やご意見をお待ちしております。
集合写真
第6回・第7回定例勉強会の開催日程が決定しました。

第6回定例勉強会
2014年1月25日(土) 14:00-18:00
「肩関節疾患の診かた1 -拘縮肩を中心に-」
講師:西川仁史先生(甲南女子大学)

第7回定例勉強会
2014年3月15日(土)  14:00-18:00
「肩関節疾患の診かた2 -腱板断裂を中心に-」
講師:立原久義先生(大久保病院 整形外科 医師)
    鈴木 智先生 (船橋整形外科病院 理学療法士)

今後の定例勉強会とオープンセミナーの予定につきましては,こちらのページをご覧ください。

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2013年11月29日金曜日

第3回オープンセミナー[超音波診断装置について]開催報告

第3回オープンセミナーを11月27日に開催しましたので,ご報告いたします。

テーマ:超音波診断装置について
日時:2013年11月27日(水) 18:00-19:30
会場:大久保病院 リハビリテーション室

最近の整形外科のトピックスの中で,特に注目されている超音波を用いた画像診断をテーマにした勉強会を開催しました。
講義は短めで30分程度
超音波画像診断のメリットは多岐にわたりますが,患者様が訴える不安な症状について,「実際はどうなっているのか?」という疑問に対して即座に答えることができるという点に集約できるのではないでしょうか。
受講者は熱心に勉強しております
実際に身体を動かしながら超音波診断装置のプローブを当てることで,その部位の筋肉,靭帯,骨がどのように動いているか見て取れるようになります。

「有用な情報を患者さんとセラピストが共有することができる」,そんな印象を受ける超音波診断装置……欲しい!!
最新の超音波診断装置を使ってのデモ
大久保病院リハビリテーション科では超音波診断装置を配備しており,難渋する症例に対して積極的に使用しております。
エコー画像の読影を勉強中
超音波診断装置を有効活用するには,解剖学的知識はもちろんのこと,プローブの当て方など一定の技術,知識,経験が必要となってきます。

私たちは,今回遠方から熱心に勉強しに来て頂いた参加者の皆様と,少しでも患者さんに不安のないリハビリを提供できるよう努力していきたいと思います。

明石運動器リハビリテーション研究会では,自由なスタイルで皆さんが勉強して頂ける会を企画・運営していきますので,どうぞよろしくお願い致します!


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2013年11月3日日曜日

第5回定例勉強会[股関節編3:変形性股関節症とFAIに対する評価と治療]のお知らせ

第5回定例勉強会(2013年12月7日開催)のご案内
第5回定例勉強会のご案内
(クリックで拡大します)
内容 : 股関節編3「変形性股関節症(OA)と大腿臼蓋インピンジメント(FAI)に対する評価と治療
     -OAとFAIの病態と保存療法-」
日時 : 2013年12月7日(土) 14:00-18:00(予定)
場所 : 大久保病院 西館1階会議室,リハビリテーション室 [地図リンク

講 師 :
OAに関して
  山本 昌樹 先生 (トライデントスポーツ医療看護専門学校)
FAIに関して
  小野 志操 先生(京都下鴨病院)
実技アシスタント講師 :
  辻 修嗣 先生 (生田病院)

定員 : 50名(先着順)
参加費 : 3,000円

※股関節部の触診を含みます。短パンや水着の準備をお願いします。
※実技部分は撮影可能です。撮影希望の方は,カメラ等ご準備下さい。

※詳細案内はこちら(PDFファイル)をご覧ください。

→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。(11月8日 22:50)

お問い合わせや登録後の変更につきましては,メール(okubo.reha@gmail.com)で本研究会事務局 宮本(みやもと)・堀江(ほりえ)までお願い致します。


第6回定例勉強会(2014年1月25日開催)のご案内

内容 : 肩関節疾患の診かた1 -拘縮肩を中心に-
講師 : 西川 仁史 先生 (甲南女子大学)
・3時間程度の講義と症例検討会を開催予定です。
・現時点での予定です。変更時はホームページでご案内します。
・12月25日頃,受付開始予定です
・ご参加に向け,ご検討の程よろしくお願い申し上げます。

2013年10月16日水曜日

第3回オープンセミナー[超音波診断装置について]のお知らせ

第3回オープンセミナーの開催が決定しました。

現在,リハビリテーション分野において,超音波画像診断装置の使用がトピックとなっております。「超音波診断装置で出来ること」などのスライド講義に加え,参加者の皆様には,実際に肩関節周囲の組織画像検査のデモを行う予定です。

講師は,学会等でハンズオンセミナーを企画・運営される業者の方を予定しております。日立アロカメディカル株式会社「Noblus」を日本シグマックス株式会社様のご協力で用意いたします。

ご興味ある方は,職種を問わず是非ご参加ください。

日時:
2013年11月27日(水) 18:00-19:30(予定) 受付 17:45開始

会場:
大久保病院 西館1階研修室,リハビリテーション室
 (明石市大久保町大窪2095-1)

参加費:
無料

→募集は締め切りました。お申し込みありがとうございました。(11月25日)

2013年10月15日火曜日

第4回定例勉強会[大腿骨近位部骨折に対する機能解剖学的評価と治療]開催報告

内容:大腿骨近位部骨折に対する機能解剖学的評価と治療
日時:2013年10月12日(土) 14:00-18:00
場所:大久保病院1階会議室,リハビリテーション室

講師:
  山本 昌樹 先生 (トライデントスポーツ医療看護専門学校)
実技アシスタント講師:
  辻 修嗣 先生 (生田病院)
  原 哲哉 先生 (佐藤病院)

参加人数:
 50名

今回の勉強会について,ご報告します。
まず,整形外科医が行う手術の術式について詳細な講義がありました。手術の際にどの部位を切開し,どの筋にダメージが加わった状態で私たちの前に患者様がいらっしゃるかを理解することは,術後のリハビリテーションで患者様の痛みや筋力低下を予想し先回りしておくために重要です。

山本先生の講義の様子
講義後は実技を中心に指導いただきました。
術後の理学療法に関する内容が主であり,動きが悪いことに対して術侵襲によるものか,筋の緊張によるものか,はたまたそれ以外であるかをしっかり評価していく必要性があることを学びました。
実技指導の様子

丁寧にご指導頂きました!(原先生)

ありがとうございました!(辻先生)
臨床で非常に多い大腿骨近位部骨折に対する評価と治療ということで,多くの方にご参加いただきました。明石運動器リハビリテーション研究会では職種を問わず,自由な雰囲気で実技中心の勉強会を行っております。
勉強会後の集合写真
第5回定例勉強会(テーマ:「変形性股関節症とFAIに対する評価と治療」)は,12月7日(土)に開催します。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2013年9月8日日曜日

第4回定例勉強会[股関節編2:大腿骨近位部骨折に対する機能解剖学的評価と治療]のお知らせ

第4回定例勉強会(10月12日開催)のご案内
第4回定例勉強会のご案内
(クリックで拡大します)
内容:股関節編2「大腿骨近位部骨折に対する機能解剖学的評価と治療」
※詳細案内はこちら(PDFファイル)をご覧ください。
日時:2013年10月12日(土) 14:00-18:00(予定)
場所 : 大久保病院 西館1階会議室,リハビリテーション室 [地図リンク

講 師:
  山本 昌樹 先生 (トライデントスポーツ医療看護専門学校)
実技アシスタント講師:
  辻 修嗣 先生 (生田病院)
  原 哲哉 先生 (佐藤病院)
定員 : 50名(先着順)
会費 : 3,000円

→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。(10月6日)

第5回定例勉強会(12月7日開催):テーマ追加のご案内

「変形性股関節症とFAIに対する評価と治療~OAとFAIの病態と保存療法~」となります。従来はOAのみでしたが,昨今のトピックスであるFAIに関してもテーマに追加することとなりました。

メイン講師(OAに関して):山本 昌樹 先生 (トライデントスポーツ医療看護専門学校)
メイン講師(FAIに関して):小野 志操 先生 (京都下鴨病院)

11月7日から受付を開始します。
ご参加に向けご検討の程,よろしくお願い申し上げます。

講習会のご紹介 [第3回 関西肩コラボレーションミーティング]

当研究会顧問の立原久義医師も関わっています,関西肩コラボレーションミーティング(KKCM)が今年も開催されます。今回のテーマは,「スポーツ障害肩に対するメディカルサポート」です。豪華講師陣による講義等が予定されております。案内チラシ(PDFファイル)をご参照の上,ご参加の検討よろしくお願い申し上げます。

第3回関西肩コラボレーションミーティングのご案内
(クリックで拡大します)
日時:平成25年11月10日(日)
 9:20~ 受付開始
 9:50~ 開会
 10:00~ 講演1・2
 12:00~13:00 昼休み
 13:00~ 講演3
 14:10 閉会予定

場所:大阪コロナホテル 別館2階 大会議室 (アクセス
〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路1-3-21

定員:240名

参加費
 医師 7000円
 PT・OT・トレーナー・柔整師・鍼灸師 4000円
 スポーツ指導者・看護師 2000円
 学生 1000円

講師
講演1:ドクター部門
原正文 先生(久恒病院院長,ソフトバンクホークス肩担当ドクター)

講演2:セラピスト・トレーナー部門
鵜飼建志 先生(中部学院大学准教授,元中日ドラゴンズメディカルコーチ)

講演3:指導者部門
工藤公康 先生(元プロ野球選手,野球解説者,野球評論家)

参加申し込み:メールにてお申込みください
申し込み先:京都九条病院リハビリテーション部 松田淳子・竹岡 亨
メールアドレス: 2013kkcm@gmail.com

2013年9月2日月曜日

第3回定例勉強会[股関節障害に対する機能解剖学と治療]開催報告

内容:股関節障害に対する機能解剖学的評価と治療
    -股関節の機能解剖学と触診-
日時:2013年8月31日(土) 14:00-18:00
場所:大久保病院1階会議室,リハビリテーション室

講師:
 山本 昌樹 先生(トライデントスポーツ医療看護専門学校)
実技アシスタント講師:
 小野 志操 先生(京都下鴨病院)
 永井 教生 先生(名古屋スポーツクリニック)
参加人数:
 45名

いよいよ股関節編が始まりました!
スポーツ選手から一般の方まで,股関節の機能や動きはパフォーマンスに大きく影響します。

今回の勉強会では,股関節拘縮の弊害に始まり,原因,評価そして治療概念について学びました。組織の治癒過程と時期についても知り,組織の治癒状態に応じて適切な負荷をかけていくという根拠に基づいた治療の重要性をあらためて考えさせられました。
山本先生の講義
実技編では,股関節周囲の骨,靭帯,神経,動脈,筋肉の触診をしました。
筋肉に注目されることが多いですが,靭帯も大切な役割を果たしており,伸張が不十分だと関節の動きを制限します。講師の先生方による靭帯の走行に合わせたアプローチによって,股関節の動きが改善する様子に感動しました。
山本先生による実技指導

小野先生にも分かりやすく教えていただきました

永井先生の指導はとても丁寧でした

股関節の解剖が理解できると治療がみえてくる!そんな気にさせられた勉強会でした。次から続く治療編に向けて,参加者の皆さんは是非,復習と予習をしておきましょう。

次回の第4回定例勉強会は,2013年10月12日(土)に変更となりました。詳細につきましては,決まり次第お知らせいたします。

恒例の集合写真

2013年8月5日月曜日

第2回定例勉強会[有痛性足部疾患の評価と治療]開催報告

テーマ:「有痛性足部疾患の評価と治療」

日程:平成25年8月3日(土) 14:00~18:00

場所:大久保病院リハビリテーション室

メイン講師:
 山本 昌樹 先生
 実技講師:
 稲葉 将史 先生
 山本 紘之 先生

参加人数:
 50名


有痛性足部疾患に関しては,6-7月にクリニカルインソール講習会がありました。今回の勉強会では,それを補うもしくはインソールだけでは対応できない場合の運動療法を学びました。

講義の様子

山本先生の実技指導
運動療法の可能性としては,足部以外にも目を向け,インソールだけでは取りきれない部分を運動療法により解消できることを学びました。

超音波エコーを用いた軟部組織の評価
足部触診の指導
ただ足部というものは,とても触診が細かく,難しいという印象があります。的確な触診と治療ができれば,劇的に症状がよくなります。(講師の先生方の凄さが分かります。)


今回の勉強会では,理学療法士の先生方以外に鍼灸師,柔道整復師の先生も参加して頂きました。それぞれ異なった考え方もあるので,様々な議論が出来ればさらに面白いのではないかと個人的には思っています。

足部の話に戻りますと,足部を専門にしている整形外科医師や理学療法士も少ないといった事実もあります。

ただ,足関節捻挫は整形外科疾患のうち救急医療を受診する割合がもっとも多く,捻挫により競技種目の変更や競技引退を余儀無くされることが非常に多いケガとなっております。

骨盤帯筋群の協調性トレーニング
裸足で過ごすことが少なくなったり,良いランニングシューズが発売される昨今,足そのものの機能は軽視される傾向にありますが,地面に常に触れている「足」を見つめ直す3ヶ月となりました。

勉強会後の集合写真


次回は,「股関節」をテーマに勉強会(ご案内)が開催されます。骨盤の形状は男性と女性で大きく異なります。当院では股関節鏡の手術が行われたりと患者数が増えており,また,野球やサッカーなどスポーツ全般では股関節の動きがとても重要です。参加希望の皆様は動きやすい格好でおいで下さいますよう,お願いいたします(^-^)

2013年8月3日土曜日

第3回定例勉強会[股関節編1:股関節障害に対する機能解剖学的評価と触診]のお知らせ

第3回定例勉強会のご案内(画像クリックで拡大)
内容:股関節障害に対する機能解剖学的評価と触診
日時:2013年8月31日(土) 14:00-18:00
場所 : 大久保病院1階会議室,リハビリテーション室 [地図リンク

講 師:
 山本 昌樹 先生(トライデントスポーツ医療看護専門学校)
実技アシスタント講師:
 小野 志操 先生(京都下鴨病院)
 永井 教生 先生(名古屋スポーツクリニック)

定員 : 40名程度(先着順)
会費 : 3,000円

*詳細資料→(PDFファイル

→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。(8月20日)

2013年7月21日日曜日

Facebookページを開設しました

このたび,明石運動器リハビリテーション研究会のFacebookページを開設しました。

 明石運動器リハビリテーション研究会 Facebookページ

これまでのホームページ・ブログなどと合わせて,明石運動器リハ研究会の最新情報やコンテンツをよりリアルタイムにお伝えします。どうぞよろしくお願いいたします。

2013年7月19日金曜日

[クリニカルインソール講習会:作成編]開催報告

[クリニカルインソール講習会:基礎編]に引き続き,[作成編]が開催されました。

テーマ:
 「足・膝に対するクリニカルインソール療法」
講師:
 中宿 伸哉 先生 (吉田整形外科病院)
 山本 昌樹 先生 (トライデントスポーツ医療看護専門学校)
 岡西 尚人 先生 (平針かとう整形外科)
 早川 智広 先生 (平針かとう整形外科)
開催日時:
 7月13日(土)15:00~19:00
 7月14日(日) 9:30~16:30
会場:
 大久保北コミュニティセンター

今回は,インソールを作成するにあたって必要な知識と実施法について,講師の先生に実技を踏まえながら丁寧に指導して頂きました。
講師の中宿先生
『インソール』というと靴の中に敷くパッドを指しますが,ディスカウントショップやスポーツ店で既製品を買うことができます。

今回,我々が勉強した『クリニカル・インソール』は,足部疾患に対する治療用のインソールです。多岐にわたる疾患や症状に対応するため,理学療法士自身が対象者を評価し,適切なインソールを処方する必要があります。
インソール作製過程①
インソール作製過程②
インソールは装着下,瞬時に反応が見られ,その効果も即時的です。「運動」に精通した理学療法士が適切にインソールを作ることができれば,「こうなって欲しい」と希望する動きを誘導する事ができ,大きな武器になる可能性があります。

中宿先生がインソールを作製する様子
しかし,感覚の鋭い足底への介入ですので,少しの違和感もあってはならないということです。そうなってくると,作成側の能力だけではなく,インソールそのものの素材や作成するにあたっての前準備としての評価に時間を費やす必要があります。作成にあたっては,職人のような意識を理学療法士も持つことができる分野です。オーダーメイドで患者さんやスポーツ選手に合ったものを作ることができることもできます。環境介入といった点では対象を選ばないといツールです。

合計4日間におよぶ研修が必要だったのもうなずけます。
歩行分析
しかし,インソールはあくまで足部機能低下に対して補完するものであることから,インソールが適用となる患者のほとんどは足部機能低下をはらんでいます。
評価をしっかり
足部機能の低下に対し,インソールでそれを代償すると足部機能低下は改善できません。時には運動療法の併用が必要となります。
触診の技術は必須!
今後,明石スポーツ整形・関節外科センターの柴原基医師の指導のもと,陸上選手やマラソン愛好家のランナー支援のためのランナーズ・クリニック(runner's - clinic)を設ける予定となっております。今冬,神戸マラソンを始め大阪,京都,福知山といったマラソン大会に出場される皆様や走ることで足や膝などに痛みが生じるランナーの方々は是非ご相談ください。

参加者の皆さん,計4日間にわたる研修お疲れ様でした!!

2013年7月18日木曜日

第2回オープンセミナー[外傷後のテーピング]開催報告

第2回オープンセミナーを7月3日に開催しましたので,ご報告いたします。 

テーマ:外傷後のテーピング
日時:2013年7月3日(水) 18:00-19:30
会場:大久保病院 リハビリテーション室
講師:石原 康成 先生 (大久保病院リハビリテーション科 理学療法士)

明石運動器リハビリテーション研究会は,定期勉強会を開催し,患者さまにより良い治療を提供するため,リハビリスタッフの技術・知識の向上に努めております。

今回のテーマは,「外傷後のテーピング」でした。
外傷が生じた時,初めに診断をしなければいけないのですが,スポーツ現場では画像所見により判断することが困難な場面があり,まずは症状を把握する事と二次的障害を予防するためにRICE療法を用います。腫脹を抑制し,骨折,靭帯・筋損傷などの疑いを把握したところで,症状に合わせたテーピングを行います。
講師の石原先生による説明
今回用いたのは“伸縮テープ”です。
スポーツ選手の負傷を予防するため,もしくは負傷した部位の悪化を防止するため,関節,筋肉などにテープを巻いて固定し,捻挫や骨折などの際に,救急措置として施します。

外傷後の対応および足関節捻挫,膝靭帯損傷に対してテーピングの講義と実技を実施しました。セミナーに参加して頂いた皆さまには,よりテーピングについての理解を深めてもらえたことと思います。
実技の様子
参加者の皆さま,お疲れ様でした。今後も皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。

2013年6月19日水曜日

第1回オープンセミナー[テーピングの活用法(1)]開催報告

明石運動器リハビリテーション研究会では,運動器リハビリテーションに必要な知識と技術を学ぶ場としてオープンセミナーを始めました。私たちが対象とすることの多い疾患・障害に焦点を当てて,様々な内容のセミナーを企画・運営していきます。第1回オープンセミナーを6月5日に開催しましたので,ご報告いたします。

テーマ:テーピングの活用法
日時:2013年6月5日(水) 18:00-19:00
会場:大久保病院  リハビリテーション室
講師:石原 康成 先生 (大久保病院リハビリテーション科 理学療法士)

今回のテーマは,「テーピングの活用法」でした。テーピングには様々なものがあり,選手・患者さんに合ったテーピングを行うことが必要となってきます。そこで,障害把握,テーピングの用い方,テーピングによる変化の捉え方について,講義と実技を実施しました。
講師の石原先生による説明
用いたのはスポーツ現場で使用頻度が高い“キネシオテープ”です。キネシオテープはI字,Y字,X字,熊手状,短冊状に切ることで用途が異なります。目的別に貼り方を変えながら,軟部組織(皮膚,皮下脂肪,筋膜)をターゲットにした効果的なアプローチ法を学びました。
実技の様子
 セミナーに参加して頂いた皆さまには,よりテーピングについての理解を深めてもらえたことと思います。個人的には,容易に貼り直すことができること,効果を実感しやすいことなど,初心者でも積極的に試しやすい治療法の一つだと感じました。参加者の皆さま,お疲れ様でした。今後も皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。

次回のオープンセミナーは,7月3日(水)18時から「外傷後のテーピング」について開催いたします。

2013年6月3日月曜日

[クリニカルインソール講習会:基礎編]開催報告

6月1,2日に[クリニカルインソール講習会:基礎編]が開催されました。

内容:
 解剖学・機能解剖学・触診・評価・歩行分析
開催日時:
 6月1日(土)15:00~19:00
 6月2日(日) 9:30~16:30
会場:
 大久保北コミュニティセンター
講師:
 山本 昌樹 先生 (トライデントスポーツ医療看護専門学校)
 岡西 尚人 先生 (平針かとう整形外科)
 篠田 光俊 先生 (国際医学技術専門学校)


他府県からも多くの参加者に来て頂きました。参加者の皆さま,お疲れ様でした。

最近のリハビリ傾向として運動連鎖を意識し,膝が痛いといった場合でも股関節~骨盤など他の部位を見ることの大切さが言われています。
                                                          
 足部触診に関しては他部位に比べて難しいため,
講師の先生より丁寧にご指導して頂きました!
疑問があれば講師の先生がすぐ対応してくださいました

常に地面に接して床反力を受けている「足」は運動連鎖の起点となることは異論のない事実ですが,今回の講習会でその重要性と効果を体験することができたと思います。

問題点を確認し

テーピングでの歩容変化を確認
講習会に参加して頂いた皆さまには,より足についての理解を深めてもらえたことと思います。運動連鎖の起点である足部がつぶれていては,体重をしっかり支えることができません。しかし,ヒトは足がつぶれていても膝や股関節といった関節がそれを補うことができます。その結果,膝痛や股関節痛…しいては腰痛などの原因になりえます。

足部の重要性とその機能を理解することができれば、テープ一本でそれを修正し,正しい運動へと導くことができることを学びました。


個人的には半月板損傷など下腿の回旋ストレスを股関節で受け流す…ではなく,下腿の回旋ストレスがでないよう足部の剛性を高めるなど勉強になったことが多かったです。また日本は裸足の文化です。日本人に合う靴の説明などは,次回の講習会に期待致します。

集合写真
7月にクリニカルインソール講習会[作成編]が開催されます!!
今回受講して頂いた皆さま,次回は愛用のランニングシューズをお持ちください(^_^)