一般社団法人 明石運動器リハビリテーション研究会のBlogです。
研究会(http://aora.kenkyuukai.jp)が開催する定例勉強会の案内や活動の様子などをお届けします。

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2013年8月5日月曜日

第2回定例勉強会[有痛性足部疾患の評価と治療]開催報告

テーマ:「有痛性足部疾患の評価と治療」

日程:平成25年8月3日(土) 14:00~18:00

場所:大久保病院リハビリテーション室

メイン講師:
 山本 昌樹 先生
 実技講師:
 稲葉 将史 先生
 山本 紘之 先生

参加人数:
 50名


有痛性足部疾患に関しては,6-7月にクリニカルインソール講習会がありました。今回の勉強会では,それを補うもしくはインソールだけでは対応できない場合の運動療法を学びました。

講義の様子

山本先生の実技指導
運動療法の可能性としては,足部以外にも目を向け,インソールだけでは取りきれない部分を運動療法により解消できることを学びました。

超音波エコーを用いた軟部組織の評価
足部触診の指導
ただ足部というものは,とても触診が細かく,難しいという印象があります。的確な触診と治療ができれば,劇的に症状がよくなります。(講師の先生方の凄さが分かります。)


今回の勉強会では,理学療法士の先生方以外に鍼灸師,柔道整復師の先生も参加して頂きました。それぞれ異なった考え方もあるので,様々な議論が出来ればさらに面白いのではないかと個人的には思っています。

足部の話に戻りますと,足部を専門にしている整形外科医師や理学療法士も少ないといった事実もあります。

ただ,足関節捻挫は整形外科疾患のうち救急医療を受診する割合がもっとも多く,捻挫により競技種目の変更や競技引退を余儀無くされることが非常に多いケガとなっております。

骨盤帯筋群の協調性トレーニング
裸足で過ごすことが少なくなったり,良いランニングシューズが発売される昨今,足そのものの機能は軽視される傾向にありますが,地面に常に触れている「足」を見つめ直す3ヶ月となりました。

勉強会後の集合写真


次回は,「股関節」をテーマに勉強会(ご案内)が開催されます。骨盤の形状は男性と女性で大きく異なります。当院では股関節鏡の手術が行われたりと患者数が増えており,また,野球やサッカーなどスポーツ全般では股関節の動きがとても重要です。参加希望の皆様は動きやすい格好でおいで下さいますよう,お願いいたします(^-^)

2013年8月3日土曜日

第3回定例勉強会[股関節編1:股関節障害に対する機能解剖学的評価と触診]のお知らせ

第3回定例勉強会のご案内(画像クリックで拡大)
内容:股関節障害に対する機能解剖学的評価と触診
日時:2013年8月31日(土) 14:00-18:00
場所 : 大久保病院1階会議室,リハビリテーション室 [地図リンク

講 師:
 山本 昌樹 先生(トライデントスポーツ医療看護専門学校)
実技アシスタント講師:
 小野 志操 先生(京都下鴨病院)
 永井 教生 先生(名古屋スポーツクリニック)

定員 : 40名程度(先着順)
会費 : 3,000円

*詳細資料→(PDFファイル

→定員に達しましたので,募集は締め切りとさせていただきます。多数のお申し込みありがとうございました。(8月20日)