一般社団法人 明石運動器リハビリテーション研究会のBlogです。
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2014年2月5日水曜日

第4回オープンセミナー[リハビリテーション分野におけるホグレルの活用方法]開催報告

テーマ:リハビリテーション分野におけるホグレルの活用方法
講師: 相原 雅也 先生 (是吉興業株式会社)

日時:2014年2月5日(水) 18:00-20:00
会場:大久保病院 リハビリテーション室


リハビリテーション分野において,様々な新しいトレーニング方法が開発されています。今回はそれらの中から,柔軟性を向上させ,機能や動作の改善を行う新しいトレーニング方法である「ホグレル」を取り上げた勉強会を開催しました。

大久保病院リハビリテーション科では,ホグレルを上肢用・下肢用の2台導入しており,肩関節疾患やスポーツ障害の患者様に使用しております。

講師の相原雅也先生
初めに,ホグレルの活用法について,効果が出る具体的な使用法を相原先生より指導いただきました。

上肢のトレーニングの様子

従来のトレーニング機器と異なり,筋力を必要とせず,スポーツ選手から高齢者まで活用できます。日本人が生活洋式の中であまり使うことのない筋肉を効果的に刺激することで大きな柔軟性の改善が得られます。

トレーニング後
参加者を対象としたデモにおいても,ごく軽い負荷量で肩甲骨周囲の柔軟性が向上しました。

下肢のトレーニング
同じく,股関節および骨盤から体幹周囲の柔軟性も改善がみられました。

下肢のトレーニング
実際のスポーツ動作をイメージしながら行うと,より効果的にパフォーマンス向上や障害予防につながる印象を受けました。


相原先生より投球動作の指導をいただきました

相原先生は,決して大きな身体でなくても身体を上手に使うことで,球速およびコントロールが改善することを実際に指導いただきました。相原先生ご自身も高校3年時の120km/hから現役時代は最高145km/hまで記録されたそうです!

下の動画はホグレルによるトレーニングと投球指導後の投球動作の様子です。
(パソコンから視聴可能です。)



下半身の使い方はまだまだですが,上半身はホグレルによる柔軟性改善により肘下がりが解消し,綺麗なオーバースローができるようになりました。

相原先生と一部の参加者の方々との記念撮影
ホグレルBlogにオープンセミナーの記事を掲載いただきました。(2014年2月13日追記)
オープンセミナー[リハビリテーション分野におけるホグレルの活用方法について]in大久保病院

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