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2014年8月20日水曜日

呼吸リハビリテーションセミナー[講義編]開催報告

テーマ:呼吸リハビリテーション・呼吸理学療法総論

講師:石川 朗 先生 (神戸大学大学院保健学研究科 地域保健学領域)

日時:2014年8月20日(水) 18:00-19:45
会場:大久保病院

参加者数:35名

明石運動器リハ研究会で,呼吸リハビリテーションセミナーを行いました。

前々回のフィジカルアセスメントに続く企画として,包括的な全身状態を把握できるような学習機会を設けたく,今回は呼吸をテーマに神戸大学の石川朗先生をお招き致しました。

本セミナーは講義編(8月20日)と実技編(9月17日)との2部構成とし,1日目は『呼吸リハビリテーション・呼吸理学療法の総論』と題した講義をして頂きました。
石川先生の講義の様子
参加者も理学療法士にとどまらず,多様な職種の方が参加されました。石川先生には呼吸器領域における代表的疾患である慢性閉塞性肺疾患や誤嚥性肺炎を中心に,疫学的な動向や機序からご説明頂きました。

先生の講義は柔和な口調の中にも抑揚が付けられおり,ポイントを押さえやすく,とても分かりやすいものでした。

その中には,改めて疫学調査から紐解かれる病態理解を行う目からウロコな情報もあり,解剖学や生理学だけではない病態の背景を探る重要性を再認識させられました。
質疑応答
講義内容は,呼吸リハビリテーションの作用機序から体位排痰の重要性や理学療法基本手技へと展開され,特に予防としての視点と体位変換への地道な取り組みの大切さを知るとともに,今後私たちも率先して行っていきたいという気にさせられるものでした。

臨床上における悩みや質問も多く挙がり,2日目の実技編が待ち遠しくなりました。
参加者の皆さま,お疲れさまでした。次は9月17日の[実技編]です。
集合写真
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