テーマ:フィジカルアセスメント ~疾患別フィジカルアセスメントのポイント~
講師: 長田 敏子 先生 (たまつ訪問看護ステーション)日時:2014年7月16日(水) 18:00-19:30
会場:大久保病院 研修室
明石運動器リハ研究会での5回目のオープンセミナーが行われました。
これまでの定例勉強会と合わせても,研究会では運動器疾患をクローズアップした講習会を行うことが多かったように思います。これは,研究会名にもあるように,私たち運営母体でもある大久保病院リハビリテーション科では運動器疾患にも特化した診療体系を築いている事にも起因しております。しかしながら,中には呼吸・循環器や内部障害を合併した患者様も多く,また診療科としても多岐に渡ったものになってきました。
そこで改めて『人を診る』という観点において,内部障害も含めた包括的な全身状態を読み取れるように,今回はフィジカルアセスメントというテーマで長田先生をお招き致しました。長田先生は,とかく医科学的データの少ない在宅という環境下で,バイタルサインから身体状況を把握しながら訪問事業に携わっておられる看護師です。
長田先生の講義の様子 |
講義では,血圧や脈拍といった数値も然ることながら,問診や視診などから得られる観察力や推察力の重要性を教えて頂きました。理知的なデータをお示し頂く一方,観察ポイントや推論の立て方などを経験則にも基づき,お話し頂きました。また,聴診・打診の実技も交え,内容の濃いものとなりました。
聴診の方法を教えていただきました |
フィジカルアセスメントというと,私たちは苦手意識を持ったりついつい軽視してしまう傾向にもあるように思います。ですが,参加者もリハビリテーション分野に限らず,看護師など幅広い職種からご参加頂くなど,改めてその意義深さを熟考させられました。
これからも,大久保病院リハビリテーション科として,明石運動器リハビリテーション研究会としての特性を活かしつつ,全人的な視点を持って,日々研鑽を積めるよう研究会を展開していきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
これからも,大久保病院リハビリテーション科として,明石運動器リハビリテーション研究会としての特性を活かしつつ,全人的な視点を持って,日々研鑽を積めるよう研究会を展開していきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
長田先生と参加者の集合写真 |
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