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2015年3月29日日曜日

第3回技術講習会[肩関節可動域制限に対する評価と治療]開催報告

テーマ:肩関節可動域制限に対する評価と治療

講師:山本 昌樹 先生(大久保病院)
アシスタント講師:稲葉 将史 先生,久須美 雄矢 先生,吉川 友理 先生(以上,大久保病院)

日時:2015年3月29日(日) 10:00-16:00
場所:大久保病院 1階会議室,リハビリテーション室

参加者数:59名

第3回技術講習会は,大久保病院の山本昌樹先生を講師に迎え,「肩関節可動域制限に対する評価と治療」と題して,技術講習会を開催しました。県内外から理学療法士,作業療法士,柔道整復師など多くの職種の方に参加いただきました。
山本先生の講義
山本先生には,貴重な解剖写真や最新の知見を用いて,関節可動域制限の原因,肩関節の解剖と機能解剖,画像のみかた,痛みの特徴と原因,急性期・慢性期のアプローチなどについてお話いただきました。

豊富な画像やエコー所見などを提示されながら丁寧にご説明いただき,肩の骨や筋の動きが具体的にイメージしやすくなったように感じられました。

午後は実技中心の内容となりました。
山本先生の実技
肩甲骨を固定したり,しない状態で肩関節複合体と肩甲上腕関節の可動性を丁寧にみていきました。各運動において肩甲骨を的確に固定することは難しく,アシスタントの稲葉先生,久須美先生,吉川先生の3名の先生方に具体的に教えていただきました。
稲葉先生
久須美先生
吉川先生
肩関節周囲筋と靭帯の触診も行いました。 山本先生が午前の講義の中で「治療のためには確実な触診が大事」と強調されていましたが,先生方に教えていただく中で,触り,触られる感覚を実感することができました。
集合写真 (クリックすると大きく表示されます)
参加された皆様には,明日からの臨床において,「みかた・考え方・触り方」が変わるような充実した時間となったことと思います。講師の先生方,参加された皆様,ありがとうございました。

これからも,明石運動器リハビリテーション研究会は,勉強会等を通じて皆様と交流していくことを楽しみにしております!ご要望やご意見をお寄せください。

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